婦人科のトラブル

「冷え」が「生理」を止める?「冷え」は女子に大敵

女性に多い「冷え性」

「女性は冷えないほうがよい」と言いますが、
それはどうしてなのでしょう?

特に「婦人科トラブル」を抱えている方は、
「冷え」には要注意!

子宮がん、子宮内膜症、
子宮筋腫、無月経、不妊など、
婦人科トラブルを引き起こしたり、
悪化させる原因になることも。

「冷え」が女子に大敵な理由を解説します。

 

こんにちは。

1日3分!5つのサインで
あなたの‟なんとなく不調”を見える化する!
薬に頼らないセルフケアの食べ方
「フェミニン望診」トレーナーの
霜崎ひろみです。

「冷え」が婦人科トラブルを引き起こす

冬の寒さが和らいできたと思っても、
突然の気温ダウン、
そして、あっという間にクーラーの季節…
の繰り返し。
「冷え性」の方は、気が休まる時がないくらい。

この「冷え」、侮っていると
のちのち、大変なことになるんですよ!

もう一度言いますが、
子宮がん、子宮内膜症、
子宮筋腫、無月経、不妊など
不調を作り出すこともあるんです。

「冷え」で生理が止まる

今回は、特に、「冷えで生理が止まる」
ことについて書きたいと思います。

『生理が止まる』
これだけ聞いただけでも、
尋常じゃないですよね?
毎月、定期的にやってくるのが自然ですから。

でも、生理が止まってしまう。
(妊娠だったら良いんですけれど)
これは、「女性ホルモンに異常が起きた!」
ということを意味します。

「女性ホルモンが異常」って言ったら、
次のような不調が出てきます。

・卵子が作れなくて不妊になる。

・女性ホルモンがかかわる毛髪に
影響が出て、抜け毛になる。

・体にふくよかさがなくなる。

・血栓を作りやすくなる。
など。

「生理が来ない」「生理が止まる」のは、
体が、「これは体がヤバイぞ!」って
言っている証拠です。

生命を維持することにエネルギーを
使わないと、体がもたない。余裕がない。
だから、体は、生殖機能にかかわる働きを
ストップさせてしまうのです。

では、なぜ「冷え」が「生理」を
止めてしまうことがあるのでしょうか?

それは、、、

「冷える」と、体は体温を維持しようと
調節を始めます。
この体温調節には、脳、特に視床下部、
自律神経が関わっているので、
自律神経のバランスが崩れてしまいます。

そして、ホルモンの分泌にも、
自律神経はかかわっていますから、
ホルモンバランスもおかしくなり、
「生理が止まる」ことに。

逆に、生理を強制的に止めるために
「冷え」を利用することがあったという、
こんな怖い話も中国人医師から聞きました。

生理中だとパフォーマンスが落ちる
こともある女子スポーツ選手。
だから、生理を止めてしまうために、
冷水に足を繰り返しつけたそうです!

「冷え」は他のトラブルも・・・

しかも、「冷え」は、
「生理を止める」だけじゃない!

子宮内膜症
卵巣嚢腫
子宮筋腫
子宮がんなどのトラブル
助長することにもつながるんです。

もともと、子宮や卵巣などの婦人科系の臓器は、
臓器の中でも、動きがあまりない。
だから、血流が悪く、他の臓器よりも
冷えやすい。

すると、新陳代謝も落ち、
リンパの流れも悪くなり、
老廃物が溜まっていく一方です。
ごみ溜めになってしまうということです。

これでは、いろんな病気がおこる
可能性が高くなります。

しかも、子宮や卵巣は、
この「冷え」を記憶するんです。

10代のころから、毎日毎日、
繰り返される「冷え」をコツコツと、
子宮や卵巣にためていく。

こうやって記憶された「冷え」は、
なかなか消えず、
のちのち20代~30代、
更年期の年齢に不調となって
現れることも多いのです!

冷やす

血流やリンパの流れが悪くなる

老廃物がたまる

生理痛
生理が止まる
不妊
子宮内膜症
卵巣嚢腫
子宮筋腫
子宮がん など。

そういう臓器なのに、
ミニスカートをはいて冷やしたり、
おなかの隠れないおしゃれショーツを
履いて、下半身を冷やす。

その上、冷たいものを好んで
飲んだり食べたりすることが
普通になっている。

下半身を冷やす生活習慣は、
若いうちから、極力避けてほしいのです。

夏、クーラーの部屋にいることも増え、
冷たい飲み物も飲みたくなる。
だけど、どうぞ下半身だけは冷やさないで!

あなたとあなたの未来のための
お願いです。

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