東洋医学・望診

春・心ウツウツ、体がだるい、春不調の原因と対策

明るく暖かい「春」に、
ウツウツして、どうも気分が上がらない方。
体が思うように動かない方。
その原因と対処法を東洋医学的に解説します。

「春」を調子よく過ごすヒント、ご活用ください。

こんにちは。

1日3分!5つのサインで
あなたの‟なんとなく不調”を見える化する!
薬に頼らないセルフケアの食べ方
「フェミニン望診」トレーナーの
霜崎ひろみです。

花が咲き、木々も芽吹き、成長の季節。

私たちは、自然の一部。
だから、心はウキウキ、体はのびのび。
これが通常モード。

しかし、そうではなくて、
「何となく憂うつ」になる方も
いらっしゃいますよね。

「春なのに、ため息また一つ。」
という方です。

どうして私はウキウキできないのか?

春は、別れと出会いの季節、新生活のスタート、
気温も上がり下がり、わーっと、何かが
押し寄せてくるようなエネルギーがあります。

東洋医学では、これを「春の陽気」ととらえます。

冬の暗くて寒い「陰」の気から、徐々に、
春の「陽気」にシフトしていきます。

この「陽気」は、植物を芽吹かせ、
生命を吹き込むような、
強いパワーのエネルギーです。

これに合わせて、冬の間、省エネ、
ローギアで走行していた私たちも、
ギアをどんどん上げていかないといけません。

うまく、自然の陽気について行ける、
つまり、体や心をローギアから
2速、3速に上げられる人は
スムーズに気持ちよく春を迎えられます。

一方で、体を動かすガソリンが足りず、
ギアあげられない人もいます。

こういう人が、春に
「憂うつ」「だるい」「頭が重い」
「やる気がおきない」などの不調を訴えることが
多いのです。

このような場合、東洋医学では、
「気」=「エネルギー」の不足をまず考えます。
それも、「陽」のエネルギーの不足。

陽の気を上げよう!

では、体と心のギアを上げる「陽の気」を
増やすにはどうしたらよいか?

①無理せず、ゆったり過ごす

パワー不足の時に、無理をすると、
もっとパワーがなくなります。
ゆったり過ごして、充電しましょう!

②朝、早起きして、 深呼吸。

朝の、これから陽気が上がってくる気を
いっぱい体にいれましょう。

③太陽にあたる。

太陽のエネルギーは、まさに陽の気です。
皮膚から、目から、感覚から、陽の気
取り入れましょう。

④ 陽の気をアップさせる食べ物を食べる。

食べ物には力があります。

陽の気を持った食べ物を選んで食べましょう。

クルミ、えび、まぐろ、
にら、ねぎ、らっきょう
ラム肉、杜仲(茶)など

2018年春は、父が他界して、
「陽の気」が不足、「春」の訪れを
憂うつに迎えた私でしたが、
①〜④を、無理しない範囲で取り入れて、
いつもの調子に戻ったということが
ありました。

「私もそうかも、、、」と思われた方、
一つか二つ(余裕があればあと一つ)、
取り入れてみてくださいね。

体も心も、明るく、軽く、なれますように。

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