『肩こり』『生理痛』など『痛み』…『どろどろ血』にご用心！＜後編

東洋医学では、『痛み』は

『どろどろ血＝瘀血（おけつ）』

だよ、というメッセージなのです。

どんな時に起こるのか…

東洋医学的な見方での

5つの考え…

（復習兼ねて）

①高カロリー、高脂質など、

どろどろ血になりそうなものを

食べることが多い。

②冷えがある。

③血が少ない。

④気（エネルギー）不足

⑤気（エネルギー）の流れが悪い。

・・・・・・・・・

昨日、①と②を解説したので、

今日は、③～⑤を！

その前に・・・

「気血水（きけつすい）」

って聞いたことがありますか？

「気血水（きけつすい）」

は、私たちの体をつくってくれているもの。

気は、

私たちの体を動かしてくれる

原動力であり、

元気、エネルギー、パワー

です。

血は、私たちの体をめぐり、

栄養を配ってくれるもの。

水は、

私たちの体を潤してくれるもの

であり、体から出る水分のこと。

リンパ液だったり、胃液だったり、

細胞の中の水分のことを言います。

それでは、

どろどろ血の原因に

戻りますね。

③血が少ない。

血の量がすくないと、

流れが悪くなるんです。

川を思い浮かべてみてください。

たくさんの水量があるときは、

流れがよいけど、

水が少ししかなかったら、

流れが遅くなりますよね。

これと同じで、

血が少ないと流れが悪い

＝瘀血（おけつ）

となってしまうのです。

④気（エネルギー）不足

気（エネルギー）は、

体の中の血を運んでくれる

働きがあります。

気は、血をのせて

動くトラックみたいなもの

なんです。

なので、気が足りないと

血の流れも悪くなってしまうのです。

⑤気（エネルギー）の流れが悪い。

こちらも④と同じように

考えてみてください。

血を載せて走るトラックである

気の動き、流れが悪かったら、

トラックに載っている

血の流れも

必然的に悪くなってしまう…

このように、

気（エネルギー）が

少ししかなかったり、

気の流れが悪いと、

血の流れも悪くなる

＝どろどろ血

になってしまうのです。

もしカラダに

「痛み」があれば、

自分は、

「どろどろ血なんじゃないか？」

「その原因はどれだろう？」

と考えてみてくださいね。

明日は、『痛み』の陰にある

『どろどろ血』をサラサラにする

食べるケア

お伝えしますね。

You are what you eat.