痛みの辛い婦人科疾患のひとつ「子宮腺筋症」。
「子宮腺筋症」の治療をしている方、
お医者様には行っていないけれど、
「子宮内膜症」「子宮筋腫」も含め、
もしかしたら?と思っている方。
生理が重い方。
薬だけに頼らず、毎日、3食、口にする食べ物が
体を応援してくれます!
食事で婦人科疾患をサポートしましょう。
こんにちは。
1日3分!5つのサインで
あなたの‟なんとなく不調”を見える化する!
薬に頼らないセルフケアの食べ方
「フェミニン望診」トレーナーの
霜崎ひろみです。
「わたし、子宮腺筋症なんです。」
先日、望診をさせていただいた方、
その方は、子宮腺筋症があるとのこと。
子宮腺筋症、、、
あまり聞きなれないかもしれません。
子宮腺筋症、、、
これは、子宮内膜症と同じように、
子宮内膜に似たものが、
子宮の筋肉(子宮筋)の中にできてしまうもの。
内膜に似たものができるという意味では、
子宮内膜症にも似ているし、
良性のものという意味では、
子宮筋腫とも似ているとも言われています。
子宮腺筋症によって、起こりうることは、、、
(月経を重ねるたびに強くなることがある)
☑生理の量が多い
☑ →貧血にもつながる
☑生理中以外でも、下腹部や腰の痛みがある
など。
どれも、辛い症状ですね。
この方は、
「生理中は、辛くて動けず、
家事もできない日がある。
貧血でふらふらして困ることがある。」
とのこと。
子宮トラブルのサインが顔に・・・
顔に出ているホクロなどで
体の中の状態を予測する望診(ぼうしん)をすると・・・
子宮にSOSサインが!!
案の定、顔にある
子宮や卵巣の顔の反射区
法令線の内側
にホクロがありました!!
これは、婦人科系に、トラブルがあるというサイン。
食べた物と体の関係を考える
フェミニン望診的予測では、
この方の場合、
『肉や魚、乳製品などの動物性食品が多かった』
もしくは、
『付け合せの野菜が少なかった』
ということに。
そこで、
「肉や魚、または乳製品を
多く食べてきませんでしたか?
今も多くないですか?」
と伺うと、
まさにその通り!!で、
お肉が多い食生活だそう!!
お肉だけが原因というわけではないけれど
一因であるというサインは出ている。
この方にとっては、多すぎた、ということ。
肉が多すぎたことにより
老廃物が増えたり、
ホルモンバランスを崩すなどして、
婦人科系のトラブルを引き起こした
ことが予測できる。
また、とても冷えていらっしゃる。
冷えは、いろいろな病気を引き起こしたり、
悪化させたり、することは、よく知られている。
漢方薬で改善
この方、漢方薬飲み始めてから、
少し良くなったということで、
どんな漢方薬かを聞いてみた。
その中身は、、、
地黄(じおう)
人参(にんじん)
茯苓(ぶくりょう)
枸杞子(くこし)
沈香(じんこう)
だという。
(イメージ写真)
それぞれの代表的な役割は、以下の通り。
地黄(じおう) :体の中の水分や血を増やして補う。
人参(にんじん):体に元気をつける。
胃を元気にする。
老廃物を取り除く。
茯苓(ぶくりょう):余分な水分を体外に出す。
胃や消化器を元気にする。
心を落ち着かせて穏やかにする。
枸杞子(くこし):肝臓や腎臓を助ける。
血やパワーの源である精を生み出す。
沈香(じんこう):体内を温める。特に下半身、腎を温める。
以上をざっとまとめてみると、、、
この漢方薬の目的は、
1)血を補う、増やす。
2)胃や膵臓など、消化器の働きを良くして、
体を元気にしたり、老廃物のたまらない体にする。
3)肝臓と腎臓の働きを助ける。
4)婦人科系や腎臓を温める。
ということになる。
治療を食事でサポートする
この漢方薬が、この方の体に合って、
症状が軽くなっているのなら、、、
もう一歩進んで、
同じような力を持つ食べ物でも
サポートすると、さらに強力になる!
スーパーでも簡単に手に入るものでも
体のサポートになるのです!
1)血を補う、増やす。
ひじき、牡蠣、鯉こく、
黒豆、黒ゴマ、黒きくらげ、人参、
ほうれん草、小松菜、よもぎ など
体を元気にする。また、老廃物のたまらない体にする。
米類、豆類、芋類、きのこ類
かぼちゃ、キャベツ、人参
3)肝臓と腎臓の働きを助ける。
海藻類・あさり・しじみ・梅干し
にら・きにら・えび など
「食べ物の力、侮るなかれ。」
3食口にする食べ物。
これに気をつかう。
薬だけに頼らないで、
食べる物でも体をサポートする。
こんなこともありました。
内科医兼漢方医の先生のお話。
食事相談のクライアント様が、
3ヶ月の食事指導で大いに変化されたのを
目の当たりにされ、
「漢方薬だったら1年はかかる、、、」
とびっくりされていたことが!
「食事は体を作る。」
自分に合った食事を知り、
実践することで、
専門家を驚かす結果にもなるのです。
この望診させていただいた方には、
服薬中の漢方薬をさらに食べ物でアシストして、
生理中の辛くて家事ができない日や
貧血のふらふらもなくなる日が
より早く来ることを望みます。
また、子宮腺筋症や婦人科系の病気で
辛い日がある方、
薬だけでなく、食べ物の力も借りて、
改善を加速させてくださいね。